言の葉紡ぎのパラブログ

言葉で世界にかけ橋を。

パラベルはついに会社を辞めて、先の見えない無職生活を始めることにした!

人生行路は自由、という名の不自由。

こんにちは、パラベルです。

久しぶりの更新ですが、今回はいわゆる「退職エントリー」なるもの。ついにこれを書く日が来たかと思うと感慨深いような、そうでもないような。

本当は会社員生活の最終日に記念碑として書き残したかったのですが、作業の遅延で遅れました。気分だけは最終日にしたいので、記事の日付は「2017-01-31」にしておきます。

在職中の職種(役職)・業務内容など

印刷会社でDTP部門の責任者(課長)をやりつつ、DTPオペレーターとしての実作業もこなしていました。

メモ

DTPオペレーターとは、印刷物を刷るためのデジタルデータを制作する職種。Adobe社のアプリのうち、主にIllustrator、Photoshop、InDesignを使用して制作するのが現在の主流。デザイナーと混同されることが多く、実際に兼務することもあるが、実際には別の職種。

課長としての主な本来業務は次のようなものです。

主な担当業務
  • 現場作業の仕分け・采配
  • 工程納期(次工程に回す期限)管理
  • 部門内人事関係(面接~採否・教育・評定)
  • 目標設定とその進捗管理
  • 出入り業者・機材メーカーとの交渉・協議、開発協力

このほか、事業所内の機材・設備の保守管理と選定も任されていました。

これらのかけ持ちが非常に煩雑で、50台ほどのPC/Mac、サーバー4台のほか割と専門的な機材、それらが接続されたネットワークそのものも管理する必要があるという、これは片手間にやるべきものなのかというもの。

問題が発生すると、1人~問題の規模によっては事業所全体の業務に支障をきたすため、自分の本来業務を放置してでも対応する必要がある仕事です。

加えて会議が多数と、いくつもの社内プロジェクトをかけ持ち。いわゆる激務で、席にいないことが多くて困るだとかで苦情まで来る始末。いや、苦情は俺が言いたいくらいだ。

会社を辞めるまでの経緯

さて、辞めるに至った経緯を「なるべく」簡潔にまとめてみます。

思考停止部門の改革で残業を大幅削減

設備も考え方も、アプリも時代が止まっている……よくある話です。そんな部門の責任者になったので、効率化と残業削減、品質向上を大義名分に改革を推し進めました。

その具体的な内容は割愛しますが、結果としてピーク時には月間170時間弱(これは記録上の数字で、実働では190時間に迫る)も発生していた時間外労働を、売り上げを維持したまま100時間未満まで削減。

言うまでもなく、100時間弱の残業は十分すぎるほど多いです。完全に過労死予備軍の水準ですが、前後の比較としてはかなりの成果でしょう。

以来、それまで自宅と会社の往復生活が続いていたこともあり、映画館まで足を運んで映画を観るようにしたり、Twitterやブログを始めてみたりと、意識して生活に変化をつけるようにしていました。

そうしたプライベートの活動によって人間関係にも徐々に変化が起き始め、これからの生き方をどうしようかと考え、行動に移しつつあった頃――会社がかなり極端な組織変更と人事異動を打ち出したことによって、状況は急転直下の悪化を辿ることになります。

組織変更と人事異動の結果、一転して残業は大幅増

部下の3割強が異動になるという、組織変更と人事異動の暫定案。まともに機能するとは到底考えられず、深刻な人手不足に陥ることは火を見るより明らかなもの。

当然、直属の上司はもちろん、事業所長から経営者に至るまで現状と予測を説明し、「戦力を増強した後での実施を」と半年の猶予を願い出ましたが、残念ながらすべて却下の憂き目に遭います。

事前の予測通り、実施直後からマンパワーの不足によって残業が激増し、業界でいうところの閑散期が準繁忙期状態に。加えて、断続的に発生する定時直前~定時以後の受注による残業も頻発するようになりました。

改革で削減した残業があっさりと元通り以上に増加し、売り上げは増すわけでもない。今までやってきたことは何だったのか。現状を訴えれば煙たがられ、ときに叱責され、部下の表情に浮かぶ落胆と疲労は日増しに色濃くなっていく。

これでは繁忙期も過去の二の舞どころでは済まないはずで、この上もし更なる理不尽が降りかかるようなら辞めるという選択も――。

そうなったら部下には悪いと思いつつも、残業手当のない管理職、残業の多い部下のほうが残業代込みでは高給取り、IT管理者の手当は2,000円。今後の評価も怪しい今、はたして勤め続けるべきなのか。

上の蓋が取れれば、主任が昇格するいい機会になるかもしれないな――そんなことを自嘲気味に考えながら出勤したある日の会議で、早くも理不尽炸裂事件が勃発します。

早くも勃発、理不尽炸裂

事業所の全体会議にて、かけ持ちしていたプロジェクトのうち長期にわたって滞っているものについて、経営者からの厳しい責任追及が発生。

それは役員を始めとした上位の管理職も多数関わっていたプロジェクトで、理由の報告と併せて必要な設備の申請をしたものの、却下されたために滞っている案件のはず。

激昂して一切聞く耳を持たない経営者による、すべての責任を負わされるかのような糾弾が延々と続き、直属の上司と会議参加者の面々は俯いて沈黙を守る。

そうか、そんなに火の粉が怖いのか。

会議が終わった後に入る上司のフォローが空しいことこの上ない。

事の原因はあんたが報告義務を怠ったからじゃないのか。白々しいぞ、この二枚舌め。

決定打は顕在化してしまった身体症状

それ以来、慢性的な動悸・息切れに悩まされるようになります。安静時の心拍数は50台前半から70台半ばへと5割弱の増加を示し、意識があるうちは常に息苦しい状態。

あぁ、これはダメだ。

過去に鬱からの退職、実家での引きこもり(3年)をやらかしたことがある俺にとって、それは決定的な判断基準であり、またしばらく以前から「これからの生き方」について考えていたことも後押ししての、決断。

そんなわけで上司に退職願いを提出、度重なる慰留をすべて「絶対にあり得ない」とお断りした結果、経営者からの執拗な弾劾・人格攻撃に曝される羽目に。限界を感じて12月のうちに勤務継続を断念するという結末でした。

後日談ですが、どうも知らない間に権力闘争のようなものに巻き込まれていた節があったようで、本社ではあることないこと言われていたそうな。

足かけ5年以上を勤め、一定の評価を得ていたはずの会社からの去り方としてはいささか残念な経緯ですが……これも人生にありがちな気まぐれ、糧となれ!

今後の収益源は良くも悪くもほぼ白紙

少なくとも会社勤務をしたいとは思えないのが正直な心情ですが、現状としては事業計画があるわけでもなく、何らかの収益源を確保しているわけでもありません。

我ながら無策で進めたものだと思いますが、少なくとも過去のように長く心因性の症状に苦しめられ、社会復帰に数年かかるような状況だけは回避できました。今はそれで十分。

退職前に共同で設立した「駆け込み寺」に住んでいるので生活コストは比較的低く、いくらかの貯蓄もあるのですぐには困窮しないことなど、健康面以外でも過去に比べれば遥かにマシというもの。

最悪でも、前職と同業種ならどこへ行っても通用するという逃げ道はあります。しかしそれは本当に困窮してからの話で、極力避けたい。

当面は会社の激務を言い訳にやってこなかったことに向き合い、今度こそ恐れずにやっていこうと考えています。誤解や批判を恐れることなくこれを表現するとしたら……「やりたいことだけやる」または「やりたくないことはやらない」が最も近いでしょうね。

まずは「創作活動」を始めよう

何をやりたいのかというと、このブログの記事整理をする前に何度か記事にしましたが、まずはブログという媒体を活かした創作活動をしていきます。

具体的には文章と写真を使い、自分なりの表現を発信していきたいという欲求の発散。今までは「やるやる詐欺」で終わっていたこの欲求に、恐れず向き合い、従うこと。

以前のようにオピニオン的な記事の量産をすることはありませんが、創作物は価値観や感性が反映されたものになるはずです。

また、創作の一環としてブログのデザインにこだわるためにHTMLとCSSを勉強し直し、1月いっぱいかけて作り直しました。え? せ、生産性? それは言わんといて。

目次などのまだ実装できていない機能や装飾していない要素、カラーリングが妙なところもありますが、ひとまず一区切り。中身を制作しながら地道に完成度を上げていきます。

それから「紹介記事」も書いてみたい

実体験や実用に基づき、これは良い! と根拠を確かに紹介できる何かがあれば、ブログで紹介していきます。その記事に紹介したものの広告を貼ることもあるでしょう。

いわゆるプロブロガーやアフィリエイターを目指すつもりはありませんが、これからの活動に収益が付加されていくことがあるなら……それはきっと素敵だ。

反対に、紹介の根拠なく表示されてしまう類の広告媒体はどうにも抵抗感があるので、今後も設置する予定はありません。変わることなく確定。

ともかく、今はもう単なる無職。自分が満足することを、納得できるようにやること。

終わりに寄せて

そんなわけで、ついに花の無職になりました。

時間的には自由な無職、しかし何かと不自由でもあるもの。

あれから現在、これから未来。いつか振り返れば過去になる今日という日を辿るとき、毎日をその標とできるように。この記事は、今日より先への第一投となるものです。

無理、無茶、無謀、動機の後ろ向きまですべては承知の上。

何しろ、動悸が動機……いや! 何でもない!

まずは2017年が終わる日まで、この不自由な自由を存分に生きてみるとしましょうか。