PARABELL LIFE

描いた「理想の暮らし」は、自分の力で組み立てる ―― そんなフリーランス・ライフ・ログ。

ブログに自分の世界を作りたかったのに、肝心の文章をどこかに置き忘れてしまった

自然体で書いていこう

この記事は俺の独白のようなものであって、得るものは特にないかもしれないし、人によってはあるかもしれない。そんな記事だ。

本音をこぼすなら、せっかくこうして開いてもらえたのだから、できれば読んでもらえると嬉しい。単なる独白でも、書いた身としてはどうにもそう思ってしまう。

強いて動機づけをするなら、もしあなたが「書くこと」について何かしらの悩みを抱えているとすれば、多少のヒントになる可能性はあると思う。

ブログの再開以来、拭えなかった違和感があった

俺はこのブログ上に、自分の世界を作り上げたかった。

精神性のすべてが投影され、反映された、誰でも半強制的にどういうやつなのかを理解できてしまうほどの、自分の世界を。

だからデザインからウィジェットまで細かく手を入れて、納得できるまで一切の妥協をしなかった。

そうして作り上げたこのプラットフォームを使い、自分を前面かつ全面的に押し出した文章で記事を編み込んで、次々と世に送り出していくつもりだった。

ネタのストックはいくらでも、というほどではないにしても豊富にあったし、当面は詰まることもなく書いていけると思っていた。

ところが、そんな皮算用はあっけなくご破算となる。正直、面食らった。

記事を書くペースは鈍く、まったく捗らない。一応は書き上げて投稿するものの、いちいち断腸の思いになる。断腸続きで、腸がいくらあっても足りない。

困り果てたし、心底辟易もした。

本当にこれでいいのか、これがお前の書きたいものなのか。そんな疑念が常につきまとって離れない。しだいに書くことが怖くなってくる。

そんな日々をざっくり4週間ほど過ごした頃だろうか、思いがけない転機が訪れた。

自分で書いた、別メディア(note)の記事に気づかされた

ああそうか、今このブログは俺の中にいる別の誰かが書いているんだな。

そう確信したのは、noteに書いたこの記事がそれなりに読まれたからだと思う。反応をくれた読者も、それなり以上に多かった。

ブログとは別だから、という心理も働いたにせよ、これは本当にサラサラと書けた。自画自賛で申し訳ないとは思うが、我ながら内容も申し分ない。

このnoteの記事は、俺がこのブログの最初期、つまり2016年の初頭に書いていた記事の多くに似ている。それは文体にしても、内容にしても、文章の流れにしてもだ。

もちろん、先月にこのブログを再開してから書いた記事も、紛れもなく俺が一人で考え、そして書いてきたものだ。

そういう意味では、どれも俺が書いたものに違いはない。

でも、違う。俺が書いたものなのに、まったくの別物だ。ようやく気づけた。

俺はこのブログを再開するにあたって、多くの妥協をしてしまっていた。そのことを、あの記事によって自分自身に突きつけられた。

日和ってしまった。迎合もした。

俺は俺にとって、さながら呼吸をするかのように書ける文章で記事を書くべきだった。

重要なのは、何を書くかよりもどう書くかだった

もちろん、何を書くかも重要だ。一般的には、間違いなく重要だろう。

ここで言いたいのは、同じテーマを同じ結論に向かって書いたとしても、その過程をどう書くかでまったく違った色が出る、ということだ。

そこに書き手としての持ち味が出るし、いささか陳腐な表現をするなら、それが差別化にもなるだろう。

俺の望みは、実のところごく単純なものだった。

俺の表現に惹かれてくれる「誰か」との稀有な巡り会わせ。

これは確かに自分の文章だ、と安心できるものを世に残していきたい。

それが俺の望んでいたものだった。その結果が得られないなら、書く意味がない。

だから、今はもうはっきりとわかる。どういう文章を書いていけばいいのか、その道筋までも。途中で朽ち果てる可能性がそれなりに高い、ということも含めて。

この開き直りとも解釈できる意思がいつかの未来に結実するかどうかは、もちろんわからない。無限に等しい書きものの海では、誰かの目に留まるだけでも至難の業だ。良い評価までもらえる可能性となると、なお低いに違いない。

あまり多くは望まないことにして、波長が合うとでもいうか、何かの縁で引き寄せられた人に伝わればいいとしよう。

何を書くにしても、こだわり抜いて書きたい。納得できる、しっくりくる美しい文章を書いていたい。そうとも、俺は物書きになりたかったのだから。

そういうわけで、これから書く記事はこの記事の雰囲気に寄せていく。

これまでに書いてきた記事も、新しい記事を書く傍らで少しずつ直していきたい。

独白を兼ねた誰得な意思表明、これにて終わり!