PARABELL LIFE

描いた「理想の暮らし」は、自分の力で組み立てる ―― そんなフリーランス・ライフ・ログ。

追証なしの仮想通貨取引所「Zaif」の口座にマイナス480万円の残高がある話

仮想通貨口座残高-480万円!

2017年末にかけて大相場を形成し、多くの人を魅了した仮想通貨相場。その後は大量の資金を飲み込んで盛大に崩壊しましたが、まだ記憶に新しいですね。

2018年も半ばに差し掛かった6月現在、BTC(ビットコイン)は80万円台。

最高値の250万円と比べてこそ1/4弱ですが、2017年の元日は11万円台だったことを考慮すれば、終わったどころかその健在ぶりが窺えます。

さて、前置きはこのくらいにしておき、本題に入るとしましょう。

俺が仮想通貨取引所「Zaif」で口座残高-480万円という墓標を打ち立てた、実話を。

保有資産 JPY -4,798,379

これがプラスだったらなぁ……。

とりあえず金があれば色々できると思った

のっけから犯罪者の供述めいた見出しで失礼します。

2017年も始まって間もない頃に会社を辞めて、それからの生き方に迷っていた俺は、にわかに盛り上がりを見せ始めていた仮想通貨取引を始めることにしました。

あれはそう、4月半ばのことです。

パラベル

まぁ、とりあえず1億円くらいあれば色々できるな。

そんな単純にして真理を突いた、最高の動機です。すぐに退場するとも知らないで。

馬鹿め~!

今ほどは認知されておらず、規制も議論も本格化していなかった当時の仮想通貨界隈は、わりと無法地帯に近いものでした。

仮想通貨取引に関しても、私設取引所の裁量に任されていたというか、単に法律が追いついていなかったというか、そんなところがあったような気がします。

そんな「仮想通貨元年」に取引を始めた俺が選んだのは、「Zaif(ザイフ)」という取引所です。財布のような響きで、金が貯まりそうですね。

現在は仮想通貨交換業者に登録済み、金融庁公認の取引所になっているらしいです。

Zaifを選んだ理由は「信用取引の追証なし!」

俺が「Zaif」を選んだ理由はいくつかありましたが、最大の決め手は「信用取引の追証がない」というものでした。

信用取引や追証の説明は、この記事では割愛します。意味がわからなければ各自で調べてください。

それが意味するところは、仮に大損をしても口座残高がなくなったらもうそれで終了、追加で請求されることはないということです。

例えば、

  1. 取引口座に100万円を入金した
  2. 100万円を証拠金に700万円分のBTCを取引
  3. 失敗して700万円分のBTCが500万円になってしまった
  4. やばい! 口座残高がマイナス100万円だ!
  5. 貯蓄を取り崩す・生活費を削る・最悪の場合は借金をして人生終了

こんな事態が防げます。

つまり「損失は限定的、利益の可能性は無限大」となり、無茶張りをしても人生終了のリスクはありません。この絶妙な条件に惹かれたわけですね。

大きな利益を狙いつつも、借金を背負っての退場だけは避けたかった。

今にして思えば、この中途半端な覚悟が招いた失敗だったのかもしれませんが……。

順調に資金を増やしてからの、一瞬でのドボン!

取引開始から2週間ほど、信用取引の「信用買い」「信用売り」を駆使しながら順調に資金を増やしていきました。

増えていく口座残高、可能性は無限大!

パラベル

気持ちいい~~!!

そんな愉悦の時間がいつまでも続くはずはなく、一瞬で-480万円に直滑降して賢者タイムが到来するわけですが。

運命の2017年05月01日、「Zaif」のBTC相場は異常な値動きを示し、俺の信用売り建玉は無情にもすべて強制決済(ロスカット)されていました。

強制決済された信用取引履歴

凄まじいですよ、これ。

直前まで1BTC=15万円台だったのに、

  • 1BTC=43万円平均(×20BTC)
  • 1BTC=20万円平均(×20BTC)

つまり、合計40BTCが31.5万円平均で強制決済です。何これ、怖い。

あろうことか「チャートが極端になりすぎて、チャートとして機能しなくなる」という理由で、チャート上の表示が20万円で切られる事態に。それほどの超・異常値でした。

同日のBTC日中チャート

取引履歴からは修正前のチャートを引っ張れたので、貼っておきます。

同日のBTC日中チャート(取引履歴)

右端の目盛りが価格で、100Kというのは10万円を表しています。実際に10万円台のチャートが横一直線に見えるので、修正もやむなしか……。

まだまだ参加者が少なかった当時は、ある程度まとまった売買注文が入ると急激な変動が起き、強制決済を巻き込んで相場がぶっ飛ぶ現象がよくあったそうです。

それに巻き込まれ、しかも半分がまさかの最高値付近で強制決済されてしまった結果、口座残高が奇跡の-480万円になりました。

ポイント

信用売りの場合、高値になるほど損失が拡大します。

損失を限定するためにあるはずの強制決済が、むしろ損失を最大化したまま固定するという皮肉。ロスではなく、別の大切な部分をカットされてしまいましたね。

しばらく放心してから、

パラベル

えっ、大丈夫だよね? 本当に追証なしだよね? 請求書とか届かないよね?

と、事前に十分以上に調べて確認したはずなのに、急に不安が押し寄せてきました。

500万円弱は無理、それは払えない。人生ロスカットの危機!

公式サイトを調べ尽くし、ほかにも経験者がいないか検索で調べまくり、ようやく確信を持てたところで疲労感は頂点に。寝て現実逃避。

それ以来、「Zaif」の口座は放置したままで、仮想通貨取引自体も封印しています。

ちなみに、-480万円の残高を入金で解消しない限り、「Zaif」口座での新規取引はできません。とはいえ、そんな大金を入金してまで再開したいか? と考えると……

パラベル

いると思うの? そんなマゾプレイするやつ。

追証なしの仮想通貨取引口座開設はこちら!

元々追証不要という条件だったとはいえ、「Zaif」には悪いことをしましたね。今でも少し後ろめたい気持ちがあるような、ないような。

あれ、待てよ? それでもこの制度を続けているということは……?

いや、皆まで言うまい。

もし追証なしで損失限定の仮想通貨取引に興味があるなら、口座開設無料で仮想通貨の積み立てサービスもある「Zaif」を試してみては?

追証なしといっても、取引に失敗すれば入金した分は普通になくなります。取引での利益を狙ってもいいのは、損をする覚悟のある人だけだということですね。

投資をするなら自己責任でどうぞ!